top

やき丸

4つのお薦め

①従来の窯よりコンパクトに

趣味程度に…という方にも使いやすくなりました。

窯の設置で一番のネックになるのがやはり設置場所。また設置する場所は確保できても、搬入口の広さが窯より狭ればそれも問題です。
ビデオカメラやプリンター等のようにコンパクトになることでさらに使いやすくなるのは陶芸窯も同じです。

大きさにもよりますが「やき丸」は従来の陶芸窯に比べ1まわりから2まわり小さくなっているため、「今まで陶芸窯は大きくて設置できなかった」という方にもオススメの大きさです。ある程度スペースが限られていても融通が利くはずです。

また小型化されたことでスペースを節約できるのはもちろん、陶芸に興味はあってもなかなか始められなかったという方にも気軽にお使い頂けるようになりました。
趣味程度で陶芸を始められる方にとっても「やき丸」は大き過ぎず、経験者の方だけでなく初心者の方にもぴったりです。

②還元装置と、油量ダイヤルに送風機

これさえあれば酸化、還元もラクにこなせます。

微妙な色の違いが醸し出す焼き物の味わい。その焼き上がりの色は酸化焼成と還元焼成の具合で異なりますから、思い通りの仕上がりにするにはこだわりたいところです。
しかし微妙な調整で変わってくるためその作業もなかなか簡単ではありません。
特に今までの灯油窯は使用するバーナーごとに油量や風量の調節をする必要がありとても手間がかかるものでした。

そこでシンリュウは電気式用に操作が簡単な還元装置を開発。
炉内の温度が950度くらいから1200度もしくは1250度くらいになるまでの間に付属のガスバーナーをバーナー差し込み口に差し込みます。
バーナーを差し込むことで炉内を還元状態にします。このバーナーを差し込むタイミングでこの還元状態を長くしたり短くしたり簡単にコントロールすることができるのです。
難しい作業なしで酸化、還元が自由自在にできるようになりました。

③設置場所も状況に応じて変えられる

重い窯もキャスター付なら移動も簡単。

陶芸窯の大きさや重さから考えると一度設置した窯を移動するなんて到底不可能。でも場所をとるものだからこそちょっとした移動ができないと不便な時もあるでしょう。
そうはいっても従来の窯は安定性を保つためにも太い脚がしっかりと地面に伸びていて、移動できないのが当たり前でした。

そこで「やき丸」は小型というメリットを生かし移動ができて小回りのきく、使いやすい窯作りをさらに追求しました。
4つの脚にはキャスター取り付けているので必要に応じて移動ができます。
またそのキャスターにはストッパーがついているため、ロックをしておけば普段は動く心配もなし。これまでの窯と安定性は何ら変わりません。
設置するスペースに合わせて自由自在にスイスイ移動ができます。

本格的な陶芸品を楽ラク焼きたい

このように電気式、灯油式それぞれ良い点もあれば当然問題点もあることがわかります。
電気式やき丸(ステンレス仕様)
■「やき丸」電気式

マイコンを使用すれば窯詰めのあとは自動で焼いてくれるだけでなく、タイマーで開始予約や自動で電源を切る設定もできるので更に使いやすくなります。温度差もほとんどないので、均一性のとれた作品が焼き上がります。そして還元装置つきだから酸化・還元が簡単にでき、作品のバリエーションも更に増やすことができます。

また小型になっても性能の高さはそのまま。窯の壁には保湿力が抜群な高級耐火断熱軽量レンガを使用しているため熱を逃がさずしっかり焼成します。

灯油式やき丸(65型楽焼扉付)

楽焼扉はオプションとなります。

■「やき丸」灯油式

灯油式も電気式と同様に高級耐火断熱軽量レンガを本体に使用しています。灯油式「やき丸」の一番の魅力はシンリュウが開発した高性能バーナー。

通常、バーナーは点火しにくいという理由で新聞紙を使うなどして火をつけていましたが、「やき丸」はそんな作業は一切いりません。職人の特殊技術が光る「やき丸」のバーナーならスイッチ1つで簡単に点火、その上カーボンがたまりにくい構造のため燃焼率がとてもよいのが特徴です。

また自動でスイッチが切れるようになっているのでつけっぱなしになる危険性がありません。この高性能バーナーで簡単に、しかもほぼ無煙で焼成が可能になりました。
しかも小型でも倒炎式(とうえんしき:炉内の下部からでた火が一度上部に上った後、再度火を下に落としながら焼いていく)の本格派。また本来別売りのデジタル温度計もセットでついてくるからお得です。

main-背景 END