ガス窯の設置について
設置の条件
ガス窯は、耐火構造が壁面・天井等を不燃材にした建物に設置して下さい。窯本体と壁面は、50cm以上離して下さい。
設置場所の上部・下部に換気口を設けて下さい。(換気扇の設置をおすすめします)
ガズ窯は換気が十分できる場所に設置して下さい。
小屋の上部・下部に換気口を設置して下さい。
自然燃焼式のガス窯は、原則として煙突は曲げずに真上に抜いて下さい。また、煙突は天井裏・屋根裏に通さないで下さい。
屋根及び壁面から煙突を抜く場合、専用のメガネ石またはステンレス板をご使用下さい。(担当者にご相談下さい)
プロパンガスボンベは屋外に設置して下さい。
照明器具は熱のこない場所に取り付けて下さい。
窯の搬入は、本体外寸法(搬入寸法)を参考にして下さい。
安全対策上、ガス漏れ警報機・消火器・地震安全装置を設置して下さい。
プロパンガス窯 配管略図
陶芸窯の設置後、ガスボンベ設置工事及び配管工事をお近くのガス工事店へご相談・ご依頼下さい。工事費はお客様ご負担になります。
陶芸窯の大きさにより、50kgガスボンベの設置本数が異なります。また、寒冷地では気化器(ベーパーライザー)を必要とします。
下記の略図を参考にして配管工事を行って下さい。窯には、二次圧力調整器と炉回り配管まで付属しております。
工事完了後は、必ず厳重なガズ漏れ検査を行って下さい。万一に備え、ガス漏れ警報機を設置も重要です。
都市ガス窯 配管略図
都市ガス窯の配管工事は、お近くのガス工事店またはサービスセンターにご相談ください。配管工事費はお客様ご負担となります。
ガズ圧・ガス量を安定させる為のガス本管よりバーナーへの接続には、必ず専用配管を使用して下さい。
また、天然ガス13Aを標準としておりますので、その他のガスをご使用の場合はご相談下さい。その際は、ガスカロリーによってバーナーのノズルが変わりますので、使用ガス番号・ガスカロリーをご指示下さい。
陶芸窯は、焼成時間が長くガス使用量が大きい為、マイコンの安全装置が作動しガスを遮断する場合があります。あらかじめ工事業者にご相談下さい。
また、配管距離が長い場合は配管径が変わる場合がありますので、こちらの際も工事業者にご相談下さい。
工事完了後は、必ず厳重なガス漏れ検査をして下さい。万一に備え、ガス漏れ警報機・地震動安全装置の備え付けをおすすめします。
使用途中で普通ガスから天然ガスに切り替える場合は、ガス会社の指示に従って下さい。
窯と接続口は、25mmФとなります。