設置~焼き上がりまで
設置~焼き上がりまでの流れ
窯を設置します(1)設置場所を確保して下さい。(2)工事の依頼をして下さい。(3)空焚きをして下さい。 |
作品を作って窯入れです |
焼成開始です(1)マイコンを使って焼成できます。 |
出来上がりです |
以上がおおまかな流れになります。
下記では、STEPごとの詳しい内容をご説明いたします。
STEP 1. 窯を設置します
(1)設置場所を確保して下さい。
ある程度場所をとるものですから、まずは設置場所の確保が必要です。設置場所は堅くて安定のよいコンクリートをおすすめします。地面だと土の湿気があるため特に電気式はコンクリートに設置された方がよいでしょう。
購入前にはシンリュウのスタッフができるかぎり下見に伺います。その時点で設置場所等のご相談にのってよりお客様に最適なご提案を致します。
下見が難しい地域は、代理店のスタッフが伺う場合と、写真や図面をFAXでお送りいただく場合がございます。お電話でのご対応もさせていただきますので関東圏以外の地域の方もお気軽にお問い合わせ下さい。
(2)工事の依頼をして下さい。
搬入、設置はシンリュウにお任せ下さい。電気式窯とプロパンガス式窯については工事が必要となります。こちらの工事依頼は各自お客様で行って下さい。
工事といっても至って簡単。電気工事店もしくはガス工事店にお問い合わせいただき依頼をするだけで、あとは業者さんにお任せです。
(3)空焚きをして下さい。
新しい窯は、使用するまでに一度空焚きが必要です。炉内はからっぽのまま素焼きの状態まで温度を上げ、水分などを蒸発させて硬化させましょう。
電気式ならマイコン設定で簡単焼成。棚板が何枚も重ねられるから小型でもたくさん焼ける。
STEP 2. 作品を作って窯入れです
作品ができたらいよいよ窯入れ。上扉を開けて並べていきます。
積み重ねる板の枚数に制限はありませんので6枚でも7枚でも可能な限りスタッキングできます。
気になる安定性や重さに対する耐久性についても検証済みですから、積み上げることでグラつく心配もいりません。
棚板は付属のものに追加購入も可能です。
積み重ねる板の枚数に制限はありませんので6枚でも7枚でも可能な限りスタッキングできます。
気になる安定性や重さに対する耐久性についても検証済みですから、積み上げることでグラつく心配もいりません。
棚板は付属のものに追加購入も可能です。
STEP 3. 焼成開始です
扉をしめたら焼成開始。酸化・還元でさらに味のある作品を焼き上げます。
(1)マイコンを使って焼成できます。
そしてラクして楽しめる2つ目の秘訣がこのマイコン自動制御装置です。パターンは予め設定されているプログラムが10種類。素焼きが2種類、本焼きが6種類、そして上絵と乾燥があります。
どれを選んだらいいかわからない…というあなたにはパターン1の「素焼き」とパターン3の「本焼き1」がおすすめです。特別設定を変えなくても、キレイな仕上がりをお楽しみいただけるはずです。
ただし、本焼きは使用する釉薬によって出来上がりが変わってきます。というのは、それぞれ釉薬には薬品が溶ける温度があるためです。「ラクdeキルン」の「本焼き1」は、弊社の釉薬が溶ける温度(1230℃)を目安に設定されています。そしてもっと焼き方にこだわりたいという上級者の方は自由設定も登録できます。温度設定からすべてをプログラムできます。
パターンを決めたら「設定」ボタンで決定。あとは「開始」でいよいよスタートです。
マイコンの使用についてあげられる主な注意点は2つ。タイマーを設定したら次回使用時には0にもどしてから開始すること、それから独自で温度を設定する場合は1250℃をこえないようにすることが注意点としてあげられます。
STEP 4. 出来上がりです
炉内や扉の開閉部分などにも保湿力抜群の高級耐火断熱軽量レンガを使用しています。そのため熱を逃がさずじっくり焼けるので電気式なら均一性のとれた美しい仕上がり、そして灯油なら微妙な色の変化がおもしろい趣たっぷりな仕上がりをお楽しみいただけます。
還元焼成を施せばさらにいろんな種類の作品を焼き上げることができます。「やき丸」をどんどん使い込んであなたのバリエーションをさらに広げていってください。